2泊3日モクモクファーム貸農園視察ツアーの報告


この度、「NPO法人 食の風」が事業委託されました
「沖縄食材スペシャリスト養成研修・農商工連携人材育成塾」の
実地研修の一環といたしまして、三重県にあります「伊賀の里モクモク
手づくりファーム」へ視察ツアーを行いました。

参加者10名とともに、11月21日朝10時に那覇空港より、
関西空港、その後特急電車に乗り天王寺へ。
そこから快速を乗り継ぎ、加茂駅に。
そして各駅停車で柘植駅へ行き、
そこからタクシーを乗ること15分…。
伊賀の里「モクモクファーム」に到着しました。
沖縄から片道5時間!皆様やっとの思いで現地に到着いたしました。

そして、モクモクに到着。
初日は、入園が夕方だったので、そのまま「お帰りファーム」の宿泊施設に
直行いたしました。モクモクファームの宿泊施設は、とにかくすばらしい。
 

電気・ゴミ・アメニティに関して、エコをできるだけ取り入れているシステム。
またドーム型の宿泊施設は、耐久性や機能性に優れ、また可愛いインテリアデザインなど、
多方面においての様々な工夫にびっくり。
宿泊の部屋ごとに行う、時間ごとのエコランキング(使用電気量)などが各部屋のテレビに配信されるなど、
環境に配慮することを意識的に実現できる(しかも、非常に敏感に感じることができる)、
親子で学べる「食・環境」の宿でありました。
初日の夜は、モクモク手作りづくしのバーベキューです。

シイタケ、ハム、ソーセージ、その他盛りだくさんのメニューに、
モクモクの地ビール2種類を思う存分堪能しました。
その夜、ほろ酔い気分で我々は沖縄のハム・ソーセージの話や
畜産の現状などを語り合いました。
すると、なんと!
我那覇畜産の長男である
我那覇崇君が、わざわざバーベキューの席上に会いに来てくれたのです。

我那覇君は、モクモクに入社して3年。我那覇君のお勧めポークもメニュー表に
掲載されており、こんなにりっぱな職人になって、なんと凛々しい
顔つきでしょう。あまりの嬉しさに、我那覇君に質問攻め…くらいのお話を聞かせてもらいました。
嬉しくなった我々は、我那覇君を囲んで記念撮影。こうして初日の幕が閉じました。

2日目の早朝6時30分フロントに集合。
モクモクファーム恒例の宿泊者の「朝のおしごと」。
2斑に分かれて参加しました。
初日は「シイタケ栽培のお手伝い」。

冷え切った早朝の気温は、10度以下。
シイタケ栽培の話を聞き終えたら、今度はシイタケの木株を移動するお手伝い。
それから、シイタケの収穫(自分の食べる分だけ)のホンの少しだけですがお手伝い。
少しとはいえ、農業に携われることの楽しさが、沸々と心に湧きあがりました。
参加したオーエスジーの上原氏や佐久本氏は、沖縄の大宜見村でシイタケ栽培をしている
方々だけに、「菌」の話「木株」の話など、たくさんの情報交換をしておられました。


そして、今回忙しいモクモクの方々に無理を言ってお願いした「モクモク経営の話」。
吉田専務が早朝より会議室をご用意して頂き、たっぷりと1から100くらいまで多岐にわたる
話を聞かせて頂きました。
さすが、 う~んそんなところまで・・・。えっそんなことまで。と感心することだらけです。


21年の歩みの御苦労や立ち上げ当初の様々な思いが、
我々には何よりも勉強になりました。
これが視察ツアーの醍醐味です!
胸が熱くなる思いで実現できる貴重なツアーになりました。
吉田専務、小松チーフ、松田さん たくさんのスタッフの皆様、本当にありがとうざいます。
その後、我々の目的の一つに「いかに農業を通して食を楽しく学べるか」があります。
体験教室は、食について誰もが興味をもち、尚且つ、子供から大人まで楽しめる
”食農教育”です。
今回、食の風メンバーは午前中は『ウィンナー作り』、午後から『パン作り』に挑戦いたしました。
これが、またなんと楽しいことでしょう!
無我夢中でパンやウィンナー作りを体験し、あっという間の楽しい時間でした。


大人9人。真剣なまなざしで説聞き、いざソーセージ作りです。
円尾さん、中西さん、比嘉さん始め、みなさん手つきが上手です。
オーエスジーの金城のさんはとても手つきが慣れております。
いつも家族サービスでのキャンプでは、
自家製のソーセージ作り機を持って行くというクッキングパパの様な方でした。
午後からは、別の工房に移動してパン作りを体験しました。
 

関連記事

カテゴリー

アーカイブ