第3回公開市民講座が無事に終了いたしました
3月3日(土曜日)に宜野座国際交流センターにて開催いたしました、
宜野座エコビレッジ構想「公開市民講座」第3回目が無事終了いたしました。
公開市民講座第3回目の最終日は、会場を埋め尽くす程のたくさんの方にお集まり頂き、大盛況となりました。
【講座風景】
宜野座村村長 東 肇氏
まずは宜野座村村長 東氏より、宜野座エコビレッジ構想についての概要を説明いただきました。宜野座村では農業が持続・発展できる体制作りを今後目指していくという、今後の村の主旨を語って頂きました。
また、昭和21年から誕生した宜野座村の農業に携わる歴史を、大きな地図を用いてわかりやすく説明して頂きました。
宜野座エコビレッジ構想についての講話の次は、「食と農のシンポジウム」が開催されました。
コーディネーター:
株式会社 日本総合研究所 志水 武史氏
今回コーディネーターを務めて頂いたのは、株式会社 日本総合研究所の志水 武史氏です。
宜野座村 産業振興課 課長補佐
當眞 嗣富氏
まず農家の息子として育ち、思春期に手伝った畑仕事についてのエピソード等語って頂きました。また、「宜野座村は有機の里宣言し、消費者から食の安全を求められているので、農薬を使わない農業に努めたい」と語って頂きました。
株式会社 IMI CORPORATION 代表
大城 直志氏
沖縄県産素材を使ったエコロジーな住宅を沖縄の土地に建てる提唱や、宜野座村に人が来る仕掛けをどうやって作るかを、カルフォルニアの調理学校の例を交えて語って頂きました。
宜野座村農業後継者育成センター センター長
宜野座 達哉氏
大型台風によりビニールハウスが被害にあった話など、農家の方には深く共感できる農業での苦労話をお話し頂きました。また、健康な実を育てるには何が重要かなどのアドバイスも頂くことができました。
百姓 西原 光雄氏
戦前の農業のあり方についてお話し頂き、「自作自食」を熱く提唱頂きました。1500坪の農耕地があれば、4~5名の1家族は自給自足が可能であるという、何とも興味深いお話しをして頂きました。
NPO法人食の風 有限会社楽園計画 代表
田崎 聡氏
味覚教育や地産地消の奨めを説いて頂きました。また、幼少期の有機物についてのエピソードや、沖縄の食文化の現状についてお話し頂きました。
ご来場いただいた皆様、講演をしていただいた講師陣の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
NPO法人食の風では、これからも宜野座村の農業が持続・発展できる体制作りに、少しでも貢献できる活動を行っていきたいと存じます。今後ともご支援・ご協力の程何とぞよろしくお願いいたします。