会長挨拶
最近では、「食の安全・安心」や「食育」という言葉を新聞やテレビで報道されなかった日がないほど、食に関するニュースに事欠かなくなってきました。平成になって、賞味期限や産地の偽証問題、中国をはじめとした輸入食品の残留農薬の問題、狂牛病や鳥インフルエンザ等の伝染病問題、などなどこの手の話題には事欠かきません。このままいけば、日本の自給率は40%を切ってどんどん下がっていくことが予想されます。
沖縄は、その中でも27%と低く、最近では肥満率1位、死亡率も13位と、食と健康に対する無関心さが浮き彫りとなっている実態が報道されています。これは、車社会、欧米型ファーストフードの影響が如実に現れている証左だと言えます。今こそ、食の大切さを親子ともども考え、食育を実践しなければ沖縄の未来は、高額医療の高齢者やキレる子供たちでいっぱいになってしまいます。食は、楽しく、おいしく、きれいでなければ意味がありません。持続可能な楽しく健康的な食育を、ぜひ一緒に農的生活から実践しましょう。
一般社団法人食の風会長 一般社団法人沖縄コーヒー協会会長 沖縄・奄美スローフード協会会長 食育スペシャリスト講師 アムリエ 全国6次産業化プランナー
田﨑 聡(たさき さとし) プロフィール
一般社団法人 食の風 代表理事、合同会社活力発電 代表社員
一般社団法人沖縄コーヒー協会会長、農産漁村発イノベーション中央プランナー
琉球大学非常勤講師、沖縄国際大学特別研究員、食農連携コーディネーター
新宿区百人町「粕取焼酎・古酒泡盛専門バーさなぶり」オーナー
1956年 東京都生まれ
「泡盛倉庫」「山猫屋」「黒うさぎ」「島唄楽園」「古酒楽」「山桜」「活」「回」「ラ・フォンテ」「ビストロルボングー」など、数々の飲食店をプロデュース。
雑誌「うるま」「沖縄スタイル」「沖縄に住む」「沖縄暮らし」「食の風」などの創刊編集長 を経て、雑誌・出版・編集プロデュース、
移住講演、食と農のコンサルティングなどを行い、現在に至る。
著者に、「泡盛BOOK」「泡盛王国」「泡盛大図鑑」「沖縄食材図鑑」「オキナワンピンチョス」「九州食材図鑑」「粕取焼酎」「琉球泡盛酒蔵紀行」など多数
理事:
佐久本 盛扶 : 一般社団法人沖縄コーヒー協会 理事他
玉城 泰彦 : 豊田産業株式会社 顧問他
野口 正幸 : 特産品プランのぐち 代表
事務局長・監事:
田崎さゆり : 株式会社医食農戦略研究所 代表取締役 / 一般社団法人沖縄コーヒー協会事務局 事務局長 /一般社団法人食の風 事務局長 / 株式会社パークホームズオキナワ 相談役